寝違い その1

こんにちは。静岡駅・静岡市で寝違いの治療ができる「いきいき接骨院」の前嶋です。

今日は「寝違い」について受傷原因や医学的な考え方についてお話ししたいと思います。

「寝違い」とは、就寝時に頚部に過屈曲(高枕)、過伸展(低枕)、過側屈(横向き寝の姿勢で高さに合わない枕)、過回旋など、頚部に持続的不良姿勢がかかりおこる亜急性損傷です。

小児から高年齢者まで発症は年齢は問いません。

病態としては、僧帽筋(肩周りを覆っている筋肉)をはじめとする、頚部周囲筋の過伸展や過収縮、椎間関節包や頚椎周囲の靭帯の損傷でおこります。

つまり頚部の正常な可動域を超えた肢位で持続的な外力が作用して発症するのです。

幼児に発症が多い理由は、寝相が悪い(就寝時の頚部の不良姿勢)からだと考えられます。

次回はもう少し掘り下げて「寝違い」を考えてみたいと思います。

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